お肉で人を元気にするブログ

内藤精肉店が、お肉のおいしい情報をお伝えします。

「段戸山高原牛(だんどさんこうげんぎゅう)」を和牛と食べ比べてみました!(サーロイン編)

新商品。国産牛『段戸山高原牛(だんどさんこうげんぎゅう)』

「うまいから食べてみないか?和牛ではない、内藤精肉店が新たに扱う国産牛なんだ。」

…と、社長に新しく販売する牛肉の試食に誘われました。

いちスタッフを試食に誘って頂きうれしいなと思いつつも、
「すでに鳳来牛があるのに、何故あらたに別の牛肉を取り扱うの?」
…と疑問を感じていました。

新商品「段戸山高原牛」と和牛の食べ比べレポートを、今回(サーロイン編)と次回(赤身編)の2回にわたりお届けします。

焼肉で味比べ。「段戸山高原牛」と和牛

すっきりとした甘みの段戸山高原牛

「この部位が一番違いを感じられるから」と社長は、おもいのフライパンでサーロインを焼き出しました。


右が和牛(鳳来牛)の、左が段戸牛のサーロイン

サーロインとはロースの一部で、牛肉の脂のおいしさをたのしめる部位です。
向かって右が鳳来牛(内藤精肉店のいちおしブランド和牛)の、左が段戸山高原牛のサーロインです。
牛脂の味が食べ比べの邪魔をしないようにと、サラダ油を使います。

何枚でも食べられそうな段戸山高原牛

まず段戸山高原牛を口に運びました。
サーロインならではの甘さ、コク、旨味がちゃんとあります。
スッキリとした甘みなので
何枚も食べたい、食べられそう!という感じです。


ザ・和牛!芳醇な味わい、鳳来牛

次に内藤精肉店の看板和牛、鳳来牛をいただきました。
ジューシー・リッチ!
これぞ和牛!という安定のおいしさです。

深みのある旨味と香りがしばらく口に残り、充足感に包まれます。
(昨年撮った鳳来牛のサーロインステーキを焼く動画がございます。ご覧下さい。)

私の感じた違い(ブログ担当スタッフの主観です)

 

和牛(鳳来牛ほか)

段戸山高原牛

脂の甘味(コク)

たっぷり

すっきり

満足感

しっかり

十分

どんな食べ方?

2〜3枚をおいしくいただく

お米ぬきで、
お肉だけたくさんいただける

どんな料理向き?

すきやき、
他の具材との煮込み料理

焼肉、ステーキ、
ローストビーフ

焼肉なら和牛は少しで十分かもしれない

鳳来牛(和牛)は贅沢気分になれる、満足感十分な肉です。
ただ、私の場合、サーロインであれば和牛は最初の1、2枚か、焼肉の最初と最後に食べる程度にとどめるほうがそのおいしさをきちんと楽しめそうに感じました。

脂ののったお肉は大好きですが、たくさん食べて胸焼けしたことがあるからです。
牛肉は同じ品種でも一頭一頭で脂のつき方も味も違うため一括りには言えませんが、脂が強い肉はどうも…という女性や年配の方は、私と同じように感じられる人も少なくないのではと感じました。

段戸山高原牛は焼肉、和牛はすき焼き⁈

今回食べ比べをしてみて、少しの和牛プラス段戸山高原牛で焼肉を堪能できそうだとわかりました。
実は若いときのように、おいしい焼肉をおなかいっぱい食べたいと思っていました。
段戸山高原牛はコクの強い部位でも胃もたれを気にせず思う存分食べられそうです。
比較的お値打ちなので、そういった点からも「量」が取りやすいのは魅力です。

鳳来牛などの和牛はすき焼きなどが向いていそうです。
野菜や豆腐など、他の具材と煮るすき焼きは、肉の味が他の具材に染みて全体の味がおいしくなり、肉自体にも旨みはしっかり残るので、和牛の濃さや強さが活かされそうだからです。

これまで料理に合わせる肉は種類ではなく部位で選んでいました。
たとえばステーキはサーロイン、シチューならもも肉といった具合にです。
でも今回の食べ比べで、この料理なら段戸山高原牛、この料理ならあの和牛と、「種類」を選ぶのもアリ!と感じられたことも収穫でした。

楽しく探してください!お肉それぞれの一番おいしい食べ方

段戸(だんど)牛、正式名称『段戸山高原牛』は鳳来牛同様、愛知県産の牛肉です。
愛知県の北東部に位置する設楽町の、標高900mにある緑豊かな牧場(たけうち牧場さん)で、清らかな水と閑静な育成環境で育てられています。


愛知のおいしい牛肉を発信できるお店でありたいという思いから取り扱うことになった内藤精肉店の新商品、「段戸山高原牛」をご家族や大切な人達みなさんで味わって下さい。

そして段戸山高原牛や鳳来牛、ほかの和牛や国産牛、外国産牛を色々な調理をしていただき、それぞれどんなシーン、どんな料理に合うかを、食卓でワイワイ話しあってもらえたら嬉しいです。

私はこう感じた、家族はこう話していた、
この肉はこんな料理に向いていると思うなど、感想をぜひお聞かせください。

次回は赤身編をお届けします!

→ 段戸山高原牛の食べ比べ(赤身編)を見る


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